お泊まり、帰る日

2001年2月12日

 楽しい時間はあっという間に終る。

 今日は帰らなくちゃいけない。昨日はどこにも行かなかったから、今日は外に出てみようと言う事でダラダラ出かける用意をして、出たのは夕方4時過ぎ(爆)

 杏子は「そろそろ服買わないと・・」って言ってたので少しうろうろしたんだけど、いいのは見つからなくて早々に諦めお茶する。(笑)

 しかし・・!!悲劇はこの後起こった・・(T-T)

 あたしは、喫茶店を出ようと席を立った瞬間に、これ以上ないひどい貧血におそわれて、息切れして歩くのがやっと。呼吸困難寸前・・・・。

 なので、夕飯用にデパートの地下でお惣菜を買って早々に引き上げた。
 帰りの地下鉄でもつり革につかまって顔面蒼白のあたしを、何度となく杏子は心配してくれていた。

 駅から歩いて4〜5分の杏子の家までが、すごく遠くに感じてきつかった。

 家に着いて、あたしはその場でダウン。
 布団に入って、動けなかった。

 杏子はあたしが食べれるようになるのをずっと待っててくれた。
 そして、しばらく休んで少しだけ復活した頃に、杏子は横になったままのあたしに、ご飯を食べさせてくれた。

 そして、残された時間はどんどん過ぎていく。

 もう帰る時間まで一時間も無いって時になった時は、ずっとくっついてた。

 やっぱり、いつもより長くいた分・・寂しかった。
 そして、とうとう2人とも涙が出てしまった。
 2人で、交代に涙の拭き合いしながら帰る時間を迎えてしまった。

 家を出る前に杏子が「なんで泣いたの?」って聞いてきたので、あたしは「・・・杏子は何で泣いたの?」って聞き返したら、杏子は「あたしの質問に答えて」って真剣な顔で言った。

 あたしは、その顔を見たら何も言えなくなって「メールで返事するね」って言って、杏子家を出た。
 いつもどおり、杏子が駅まで見送りしてくれて別れる。
 
 地下鉄の中であたしは杏子にメールを打って、乗り換えの駅に着いてから杏子に送信した。

 杏子からの返信は・・・「あたしと同じ事考えてたんだね」って内容だった・・。

 やっぱり、2人とも同じ事考えてた。「いつもより長くいた分離れるのが辛かった」って。

 そして杏子は、「それに加えて、彩永が貧血できついのに、ニコニコして見せてたの思い出したら涙が出た」とも書いてくれてた。

 2月の後半は、杏子は出張が多くて会える確率が低いし、その間にあたしの引越しもある。

 しばらく、落ち着いて会えないかもしれない。

 でもね、離れる時にどんなに悲しくても寂しくても、それでも会えるチャンスがあるならいくらでも会いたいよね。

 いつか、離れなくていい日が来ると信じてるから。

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