先は長い・・
2000年11月14日一歩・・とは言えないくらいのものだけど、あたしは、踏み出してしまった・・。あたしの今の気持ち旦那に話してしまった。それは「女性が好きで彼女もいる」・・って事じゃなく、「もうこれ以上結婚生活を続けていけない」って事。子供に対しての考え方の違い・・それ以外にももっと基本的な、人間的な性格のズレ・・。
3年近く付き合って、結婚して5年経ったけどハッキリわかったのは、「人間って、長く一緒にいればわかりあえると決まってるわけじゃない」って事。
長く一緒にいて始めのうちはわからなかった事が、年月と共に「ズレ」としてわかってくる事もあるんだ。
付き合いだした頃に、「ん〜・・何となく感覚的に違うなあ・・」と、思ったこと。その頃は「こういうのって、付き合っていけば・・年数を重ねれば分かり合えるのかも・・」って、思ってた。それが当たり前なんだと思ってた。
でも、違う。少なくともあたしの場合は。今までは多分コップが満タンになっても、どこかに穴を開けて自然に少しずつ流れてて、こぼれなくて済んだ物が、今はその穴も間に合わないくらい、いろんなズレがあふれて来てもう修復不可能になってしまった・・・。
そして、杏子がこのことを知ったのは仕事中。杏子は動揺してた。でも「よく頑張ったね。なんて言っていいかわかんないけど・・でも本当によく頑張ったね」ってメールをくれた。でも、話の内容を聞いて杏子は少しだけ「もしこうなってしまったら・・?・」と、ちょっと悲しいことを想像してしまったらしい。
でも、それを杏子はあたしに言わなかった。その日の夜「やけに電話切るのを、イヤがっているなあ・・」と思ったけど・・。その謎は今日電話で聞いてわかった。そんなことを、考えていたなんて思いもしなかったから、あたしはちょっとビックリした。
でも、気持ちの確認をすればやっぱり二人の将来への気持ちは変わらないって事。
世界に「絶対」って言葉はない。生き物は必ず死ぬって事意外に絶対って言葉は使えない。
どれだけその時に「この気持ちは絶対だ」って思ってても、人間の心には変化があるから。
でもね、あたしは杏子に対してこの絶対って言葉を使えるようになりたい。あたしはきっと杏子のことが一生好き。ずっと愛しつづけていられると思う。
「あたしは死ぬまで杏子のことを『絶対』好き」
これって、死ぬ時に「ね?『絶対』だったでしょ?」って言えるんだよね・・。
でも、今からそんなこと言ってなくても、杏子との一日一日を大切にしてれば、いいことなんだよね。
実はもうすぐ、杏子の27歳のお誕生日。今日プレゼントを買いに行った。杏子の希望どおり「あたしが今まで使ってたもの」を含める、3品。
んで、当日はどうしても会えないからちょっと早いけど、明日会って渡すの。杏子は、有休が取れたので明日は平日に会えるのだ〜♪ 開けたときにどんな顔するかなあ?(笑)楽しみだ・・( ̄ー ̄)
コメント